おかずがもう一品欲しいときや、忙しい朝のお弁当作りなどに便利な冷凍食品や冷凍野菜たち。
ですが、「冷凍食品は体に悪い」というイメージが全くないわけではありません。
そこでこの記事では、なぜ冷凍食品は体に悪いと言われるのか?その理由から添加物や逆に食べても良い食品に関する情報をまとめてました。
冷凍食品や冷凍野菜が体に悪いと言われる理由
冷凍食品や冷凍野菜が体に悪い理由は大きく2つあります。
- 添加物が使用されているから
- 栄養バランスの偏りが心配
それぞれ詳しく見て行きましょう。
添加物が使用されている
体に悪いとされる理由の一つ目は添加物の使用です。
とは言え、日本では当たり前のように食品添加物が使用されているのが現状。
添加物の中には見た目や味を良くする物や保存の目的の物などがあり、これらを使わなければ食中毒の危険性も出てくるし、食感や味も損なわれた食品になってしまいますよね。
我が家も重宝している「から揚げ」を始めとした冷凍食品の揚げ物類は特にレンジでチンするだけという手軽さもあって、その便利さが故に少々の添加物には目をつむっています。
まあ流石に子供に出したのは大きくなってから(5歳くらい)からですけど・・・。
あなたのご家庭もそれが実情ではないでしょうか?
冷凍食品に限らず、コンビニやスーパーなどで売られているおにぎりやお弁当をはじめカップ麺など便利なものは比較的多くの添加物が使用されています。
ただ本音を言えば、便利さだけ見るんではなくて、せめて危険とされている食品添加物は避けたいですよね。
そんな避けた方が良い添加物については次章で詳しく触れます。
以上は主に冷凍食品に関してですが、「ミックスベジタブル」に代表される冷凍野菜に関してはこの保存料がほぼ使用されてない分だけ冷凍食品よりはリスクは低いと個人的には思ってます。
でもそんな冷凍野菜であっても、食品衛生法を遵守する範囲では添加物を使用しているので、100%絶対に安全とは言い切れません。
便利さを取るか?無添加に拘るか?・・・自己責任という部分も加味した上で、判断が大きく別れているのが実情のようです。
栄養バランスが偏る
体に悪いとされるもう一つの理由は栄養バランス的に偏りが出ることです。
逆に健康に良いご飯といえば、バランスのとれた食品ですよね。
しかし、冷凍食品といえば、ほぼ揚げ物・肉類・麺類の加工品がほとんどを占めます。
そのため、
冷凍食品だけだと栄養が偏り体に悪い
ということで指摘されているのが実情です。
これはごもっともな意見ですよね。
更にカロリーも高いため、冷凍食品をメインにするよりは、他の品に一品加えるという形が健康面で好ましいでしょう。
体に悪い食品とされる冷凍食品ランキング
以前、デイリー新潮の記事で「超加工用添加物」の多い順に並んだ超加工食品のワーストランキングというものを発見しました。
- すぐに食べたり飲んだり、温めたりできる
- 洗練され魅力的な包装がされている
- 非常に口当たりが良い
- マーケティングが多方面に強く行われている
- 利益率が高い
- 健康的であることを謳っている
- 国際的な企業によりブランド戦略が組まれ販売されている
ここでは、この時のランキング上位=体に悪いとされる冷凍食品という見方で3つほど紹介します。
第1位 大盛り和風たらこパスタ(トップバリュー)
https://twitter.com/daieiOFFICIAL/status/1357161965076893696
第2位 牛カルビマヨネーズ(マルハニチロ₎
https://twitter.com/mnCP_official/status/1293019309124521985
第3位 ピッツァ&ピッツァ(明治)
https://twitter.com/MeijiCoLtd/status/1328623973144223744
参考
「食べてはいけない冷凍食品」66ランキング 避けたいパスタ、から揚げ、餃子はコレ デイリー新潮
ご覧のように、よく見る商品が並んでいますよね(;^_^A
記事の内容では、このランキングに入った食品にはがんのリスクになる可能性のある添加物が入っているとのこと。
複数の専門家からのコメントも添えられ日常的に摂取することを控えた方が良いとされていました。
メーカー側は厚生労働省の基準量を守っていると回答してますが、一応気にしておいた方が良さそうな感じです。
記事内では冷凍食品のデメリット面ばかり並んでいましたが、料理の時短に繋がったり、便利さというメリットも大きいのも事実。
食糧難とかいつ何時何かあるか分からないご時世なんで、メインで大量に摂取しないように注意しながら、その便利さを最大限に使うスタンスで私は居ます。
それによ~く調べると、中には食べてもいい冷凍食品も結構あるんですよ。
ということで、続いてはデメリット面を回避した冷凍食品にフォーカスして行きます。
食べてもいい冷凍食品
冷凍食品のデメリット面で大きなウェートを占める添加物。
その添加物をほぼ不使用に近い冷凍食品の代表例を3つ挙げます。
ニチレイ「お弁当にGood」シリーズ
まず1つ目はスーパーで一番よく見かけると言っても過言ではない「ニチレイ」から。
お弁当向け冷凍食品で「着色料」「保存料」「化学調味料」この三つを使っていない「お弁当にGood!」というシリーズがあります。
こちらは完全に無添加ではありませんが、子供向けのシリーズのせいか添加物の使用が少ないんです。
業務スーパー「無添加冷凍フルーツ」
2つ目は主婦の味方「業務スーパー」から。
添加物が使用されていないものは、料理の時短に繋がる予めカットされたものが多いです。
その中でも特に無添加冷凍フルーツがおすすめ。
ブルーベリーをはじめ、パイナップルや種なしぶどうなど種類も豊富です。
近くに業務スーパーがない場合は楽天の「HORIZON FARMS」の取り扱う野菜・フルーツなど、ネット通販でも沢山無添加の食材が売られていますよ♪
通販サイト「PUBLIC MARKS」
3つ目は無添加やオーガニックなど体に良い物を販売している通販サイト「PUBLIC MARKS」です。
こちらには冷凍惣菜もあるし、野菜餃子やチキンナゲット、からあげなど揚げ物とその種類が豊富にあります。
もちろん冷凍食品以外もあるので、カラダや環境にやさしい商品を求めている場合は個人的に超おすすめの通販サイトです。
URLPUBLOCMARKS
徐々にですが、数年前に比べれば無添加のものが広まって来ている印象ですよね。
ただ、まだまだ添加物が多く使用されています。
いくら私が便利さとの天秤で選んでいると言っても、絶対に避けておきたい添加物というのはあるんです。
ということで、最後にこれだけは避けたい!そんな食品添加物を確認しておきましょう。
これだけは避けたい食品添加物
本当は挙げるとキリがない程出てくるんですが、その中でも極力避けるべき添加物を並べてみました。
- 発色剤(亜硝酸ナトリウム)
- 食用精製加工油脂
- 保存料
- 乳化剤
- 着色料
- イーストフード
- 甘味料
- 防カビ剤
- 酸化防止剤
これらは病気を引き起こすこともあり健康を害する可能性もあるとされています。
例えば、着色料に関してはマウスの実験でがんや甲状腺の腫瘍などの原因になることがわかっています。
ちゃんと臨床試験とかは終わっているんですけど、その結果を国民に大々的に知らせないところが闇なんですよね。
そんな愚痴を言っても仕方ないので、ここで挙げた食品添加物は極力避けた方が良い!ことを頭の片隅に置いておいてください。
「冷凍食品が体に悪いと言われる理由」まとめ
冷凍食品や冷凍野菜に使われる食品添加物や保存料の類・・・それらが原因で体に悪いと指摘されています。
ただ、そうは言っても、保存食はいざという時に必要だし、時間のない中の時短料理で冷凍食品に頼らざるを得ない場合があります。
理想を言えば、そんな万一の場合でもこの記事で紹介した「食べてもいい冷凍食品」だけに頼ること。
ただ、コストもそれなりに掛かるので、大事なのは、避けた方が良い添加物の入った冷凍食品を食事の中心にしないことではないでしょうか。
各食材の賞味期限などに注意しながら、普段からの料理の作り置きもある程度はして行きつつ、既製の冷凍食品・冷凍野菜たちと上手く付き合って行きたいですね。