パイナップルは手軽に食べることができて、栄養も摂れるのでとても優れた果物ですが、カロリーや糖質もその分しっかりとあるので、食べ過ぎには注意したいところ。
そんな甘くて美味しいパイナップルですが、ダイエットにも効果的という噂を聞いたことがありますか?
何と!パイナップルダイエットなるものが最近話題だというのです。
個人的にはダイエット中に甘~いパイナップルなんてタブーでは?って思っちゃうんですが、その話題のパイナップルダイエットと、そもそもパイナップル一切れ当たりのカロリーや糖質について
まとめてみました。
噂のパイナップルダイエットのやり方や口コミを調査
さまざまなダイエット法がある中で登場してきた「パイナップルダイエット」。
食事にパイナップルを採り入れるだけで痩せると言う噂が流れている最近話題のダイエット法なんです。
そのパイナップルダイエットのやり方ですが何と2種類あります。
①朝食をパイナップルに置き換える
1つ目は朝食をパイナップルに置き換え、パイナップルの量を制限しない方法です。
この方法は
朝食を水とパイナップルのみにする
というところがポイント。
朝食をパイナップルに置き換えることで消化器官が働きやすくなると言う効果が得られることを狙ったものです。
しかし、やはり食べ過ぎてしまうと果糖の摂取量が増えることで、肝臓がそれらを脂肪に変えてしまうので注意が必要とのこと。
ちなみに、パイナップルダイエットを行う際の適正量は
- 1日100g
と言われているので、食べ過ぎないように自分をコントロールしましょう。
②食前にパイナップルを食べる
この方法は、パイナップルを食事前に食べた後、たんぱく質の魚やお肉などを食べることで食事の消化吸収をサポートしてくれる効果を狙ったものです。
食前と言っても食べる直前ではなく、
食事の3時間前にパイナップルを食べること
がポイントになります。
食事の3時間前に食べておくことで満腹感を得やすくなり、食べ過ぎ防止にも繋がるんです。
以上、2通りのやり方を紹介しましたが、どちらもは思ったよりも簡単にできそうですよね。
しかし、あまのじゃくな私は、本当に効果があるのかまだまだ疑問に感じます。
そこで、実際にパイナップルダイエットを行ったことがある先輩方の口コミを見て行きましょう。
- 「朝パイナップルで」1週間で3キロ痩せました。
- 朝はパイナップルオンリーですが、昼、夕食前は食事の30分前に食べると
- パイナップルの酸味で食欲がコントロールされて食事量が減りました。
- 美味しすぎて、たらふく食べて、その後にまた食べ過ぎて112キロをキープ中
実際の口コミを見てみると、しっかりやり方を守っている場合はパイナップルダイエットの効果を感じているものの、食べ過ぎちゃってる場合はやはり中々体重が落ちていないようです。
大好きなパイナップルを食べることでダイエット効果が得られるなんて、とても幸せだと思うんですが、きちんとルールを決めて実践する必要がありますね。
そこで、続いてはパイナップルダイエットの注意点を見て行きたいと思います。
注意点も理解した上でパイナップルダイエットを行うようにすることが大切ですよ~。
パイナップルダイエットの注意点
パイナップルダイエットには以下4つの注意点があります。
- 冷凍や缶詰ではなく生のパイナップルを食べる
- パイナップルのみしか食べないなど偏った食事にしない
- パイナップルを加熱しない
- 身体に異変を感じたら即中止する
それぞれ詳細を見て行きます。
注意点①冷凍や缶詰ではなく生のパイナップルを食べる
缶詰のパイナップルは、生のパイナップルに比べて栄養素が落ちてしまっています。
これは、缶詰にする際にパイナップルを加熱処理しているためで、熱に弱くダイエットに効果的なブロメリンという栄養素が壊れてしまい、効果がなくなってしまうのです。
また、このブロメリンは冷凍することによっても壊れてしまうので、冷凍や缶詰のパイナップルはダイエットには不向きと覚えておいてください。
注意点②パイナップルのみしか食べないなど偏った食事にしない
ダイエットの基本は偏った食事はしないことですよね。
パイナップルダイエットも同じで、パイナップルだけを食べることで栄養バランスが崩れ逆に太りやすい体質になってしまいます。
パイナップルの適正量=1日100gを守りつつ、更にお肉や魚、野菜などと一緒にバランスよく食べるようにしましょう。
注意点③パイナップルを加熱しない
パイナップルに含まれているブロメリンは加熱に弱い栄養素です。
その為たんぱく質の消化吸収を促したい人はパイナップルは加熱処理せずそのまま食べましょう。
注意点④身体に異変を感じたら即中止する
パイナップルダイエットは向き不向きがあります。
その為、効果を実感するスピードも人それぞれ。
無理をして続けることで体調を崩してしまったり、体に異変があった際はすぐに中止をして下さい。
無理のないペースで行うことがパイナップルダイエットの成功への近道なのです。
気になる一切れ当たりのカロリーや糖質について
甘酸っぱい味わいが人気のパイナップル。
パイナップルは大人から子どもまで幅広い世代から好まれている果物の一つですよね。
私もパイナップルが大好きでスーパーで見かけるとついカットされたパイナップルを買ってしまいます。
美味しいのに値段も手ごろなので買う予定がなくても買ってしまうんですよねwww
パイナップルはあまりの美味しさについ食べ過ぎてしまいますが、気になるのがカロリーや糖質。
この章では、パイナップルのカロリーや糖質について詳しく見て行きます。
パイナップルの一切れ(15~17g程度)当たりのカロリーと糖質ですが、以下の通りです。
- カロリー : 7~8カロリー
- 糖質 : 1.6~2.0g
カロリーに関しては想像してたよりも低い数値ですよね?
ただ、この数値はあくまでも生のパイナップルの場合であり、缶詰で売られている物は更にカロリーや糖質が高くなります。
缶詰の場合は生の状態のパイナップルに比べて保存用に砂糖などが使われているからで注意が必要です。
そう言えば、パイナップルを食べ過ぎてしまう原因の一つが
カットされた状態のパイナップルが売られているということだと
私は感じています。
あらかじめ食べやすい大きさにカットされているので、つい食べ過ぎちゃいますよね。
剥いて食べる場合は、固くて結構面倒ですからねぇ~
便利さ・手軽さに負けず食べ過ぎには注意しましょう!
さて、パイナップル一切れ当たりのカロリーや糖質がわかったところで、続いてパイナップルの栄養素について見て行きます。
パイナップルには4つの栄養素が含まれていて、以下の通りです。
- ①ミネラル
- ②ビタミンB
- ③ビタミンC
- ④食物繊維
①ミネラル
パイナップルにはミネラルが豊富に含まれています。
生のパイナップル100gあたりのミネラル成分の詳細は、
- カルシウム11㎎
- マグネシウム14㎎
- カリウム150㎎
- リン9㎎
- 鉄0.2㎎
- 銅0.11㎎
- 亜鉛0.1㎎程
となっています。
ミネラルは胎内で合成できない栄養なので食事から摂取しなければいけません。
これだけの種類を一度に採れるパイナップル・・・改めて凄し!ですね。
②ビタミンB
パイナップルは水溶性ビタミンの一種であるビタミンB群を含んでいます。
100gあたりのビタミンB群は、
- ビタミンB1 0.09㎎
- ビタミンB2 0.02㎎
- ビタミンB6 0.1㎎
- ナイアシン 0.3㎎
- パントテン酸0.23㎎
- 葉酸12mg
以上のものが含まれています。
ビタミンB群は体内のあちこちの代謝に必要な酵素の働きを補うという大事な役割がある栄養素です。
③ビタミンC
ビタミンCも豊富で、100gあたり35㎎程含まれています。
④食物繊維
食物繊維は人間の酵素では消化することのできない栄養素であり、パイナップルには100gあたり1.2㎎程含まれています。
以上、パイナップルは美味しいだけでなく、さまざまな栄養素が含まれていることがわかりました。
これだけの栄養を採りつつ、摂取量さえ守ればダイエット効果も期待できるという・・・パイナップルは間違いなく万能食材の1つです。
「パイナップルは食べ過ぎない!」まとめ
以上、パイナップルダイエットのやり方や注意点からパイン一切れ当たりのカロリーや糖質まで、パイナップル尽くしでまとめてみましたが如何だったでしょうか?
パイナップルの一切れ当たりのカロリーは7~8カロリーと低いので、ついつい食べ過ぎてしまいますが、1日100gまでという基準を守って食べるとパイナップルのダイエット効果の恩恵に預かれます。
そして何と言ってもパイナップルダイエットは朝の一食を置き換えるか、食事の3時間目くらいに食べるという簡単な方法で手軽に始められるところが良いですよね。
缶詰品はNGですが、どのスーパーでもパイナップルはカットされた状態で売ってます。
想像以上に実践までのハードルが低いので、あなたも今日からパイナップルダイエット生活を始めてみませんか?